Windows XPを入れてDTM専用パソコンに!

なんで今さらXP!?と思われるかもしれませんが、今までお使いのソフトウェアによってはどうしてもXPでなければ、という場合もあります。

今回対応させていただいたお客様は、キーボードによるDTMソフトへの打ち込み専用として使っていたパソコンがトラブルで修理不能な状況になり、新たな中古PCをご用意させていただくことになりました。

お使いのソフトがXPでなければ動作しないということでOSはXPとします。
XPは完全にサポート終了となっていますが、インターネットには一切接続しない専用マシンですので問題ありません。

XPをインストールする上でまず問題となるのはデバイスドライバが入手できるかどうかという点です。
今回、本体はデバイスドライバを入手しやすい東芝の第二世代Core i3のSatellite B551/Eをセレクト。

しかし、お客様にご用意いただいたWindowsXPのインストールディスクからインストールしようとすると、途中でインストールが進まなくなってしまいます。
ここ何年もXPに触っていなかったので忘れていましたが、XPはOSのディスクがSP3が適用されていないとインストールが出来ません。
お客様のお持ちのインストールディスクは適用前のものなのでSP3を適用しディスクを作り直す必要があります。

ということで、XP SP3のファイルを用意してインストールディスクからSP3適用のディスクを作成。
本ディスクにてインストール後はネットワークドライバも当たっていない状態なので他のPCでネットワークドライバを用意して適用しました。

あとはブラウザから他のドライバをダウンロード、と思いましたが Internet Explorerではすでにドライバサイトにアクセスができず、ならばとChromeをインストールしましたがこちらもセキュリティの問題で接続できず。

Firefoxヴラウザでやっとのこと他のドライバをダウンロードして適用することができました。
あと、セキュリティの問題がありますがウイルス対策は施されておりませんので万が一にも接続してしまうことのないよう、wi-fiも取り外しました。
(知らぬ間に接続されていたら怖い、とのことでしたので)

このように特殊なソフトをお使いの場合、どうしてもWindows10のパソコンではダメだということがあります。
Windows XPやWindows7でこれまで気に入ってお使いだったソフトがあり、パソコンのお買い替えを検討され考えておられる方、是非一度、当店までお問い合わせください。